時候のご挨拶②

時候のご挨拶②HEADLINE

弊社のホームページをご覧の皆様お変わりありませんか？

株式会社井上塗装のホームページにようこそお出でくださいました。
あの夏の暑さが嘘だったような朝晩めっきり寒くなりましたが、皆さんお変わりなくお過ごしですか。

　小生も会社の仕事はそっちのけで相変わらず、それなりに忙しく動き回る毎日です。
富士山六合目の星観荘も10月6日をもちまして今年の営業を終了し、山小屋も来年の6月まで眠りにつきました。今年は去年より星観荘に行く機会がありませんでした。
そうは言っても下界で畑仕事をしていたわけでもなく日がな一日のんびりしていたのでもなく、本業の塗装工事業に関連した会議やら何やらでそれなりに充実した日でした。
本音は山でお客さんと話をするのが楽しみで山の生活がしたかったのですが、なかなか思うように任せないのが現実ですね。

　さて、今一番の悩みは若者の確保です。
先日も市内の高等学校の就職支援の先生をお訪ねして（職人）ちょっと古い表現でした(技能工）ものづくりに興味のある生徒はいませんか、ほんの少しでも関心がある生徒が居たら何を差し置いても職場見学の計画を立てますけど…と話したら先生曰く、うちの生徒も初任給にはすごく関心はあるようですが、肉体的に苦労するような仕事には付きたくないと思っていることを言葉にするんですよ。
うーむ、そうですよね。。。最近の若者には辛抱・我慢などという言葉は通用しない。
「石の上にも三年」冷たい石でも我慢すればやがて温かくなる。最初は辛い仕事でも、慣れて少しずつ仕事を覚えてくれば楽しくなる。
それを今どきの若者は座った石が冷たいとすぐ立つ。頑張って早く一人前の職人(技能工）になろうなんて若者はまるっきりでもないが、少なくなったのが今日の現実なのだが、直視して何もしないわけにはいかない。
そして、いくら若い人材が欲しくとも東南アジアの研修生を雇用するつもりはない。
建設業の内の専門工事業(塗装工事業は専門工事業の部類です。）の中には現地ベトナムに職業訓練校を開設している業種もあるようですが職業訓練校といっても日本語を三ヶ月ほど教えて日本に連れて来て工事現場の作業をさせている例もありますが、塗装工事業は日本の若者でも三年程度では皆さんの目に触れる作業はさせられません。
まぁ　職人の世界もいろいろありますから…

因みに弊社の若者は全員技能士の資格を取得し日々頑張っていますが、なぜ最短で資格が…とお思いの方もいらっしゃると思いますが、高校を卒業したもの又違う職種から入社したもの全て職業訓練校に入校させ、週一回に年間学科を学び終了した年に2級技能士の試験にチャレンジして全て合格しています。
そして弊社は、山梨県知事認定の実技実習場でもあります。

　今年、茨城県水戸市で行われた全国建築塗装技能競技大会が開催され山梨県の代表として弊社から若手の一級技能士が出場しました。
残念ながら入賞は逃しましたが、47都道府県から選抜された選手たちと親交を持てただけでもいい経験になったと思います。

　毎年同じことの繰り返しですが、又あの厳しい冬が近づいてきました。
これから年度末にかけて弊社も大型受注物件が重なってきました。
又、例年通り北海道から職人たちが応援に来ます。今日現在でも40人近い職人さんが働いています。
年が変わると更に増え、あっという間に春を迎えそうです。

編集後記
久しぶりに昨日の午後から今日午前中、会社にいて机に向かいくだらないことを書き連ねました。
今日これから緊急の社内会議です。今月も残すところあと2日。来月のカレンダーを見ると付箋がびっしり、またまた忙しい月になりそうです。

2015年10月29日
株式会社井上塗装
代表取締役　井上　曻

バナースペース

株式会社井上塗装

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株式会社井上塗装は山梨県富士吉田市にある塗装店です。